農園紹介
代表 滝沢 篤史
園長兼料理長 弥生
 子供店長 康多
試食係長 陽太
看板娘1 つばめ
看板娘2 百々成
◆お客さまへのごあいさつ
やよい農園は、長野県の北部、飯山市というところにあります。向かいの山には、野沢温泉村や木島平村があり、裏山の関田山脈を越えればすぐ新潟県です。 関田山脈の麓に位置し、すぐ隣には戸狩温泉スキー場があります。やよい農園は、斜面の多い中山間地にあります。そして、昼夜の寒暖差があるので、作物の生命力がいっぱい引き出されて、おいしい野菜やお米や果物になります。 栽培品種ですが、お米はササシグレと赤い穂が出る赤もち、野菜はぼたんこしょうやさつま芋やじゃがいもや秘伝の枝豆や大豆、平飼い養鶏の有精卵、日本蜜蜂の蜂蜜、雪国パッションフルーツも生産しています。
ぼたんこしょうの加工品(しょうゆ糀や発酵塩)も手掛けています。
麹室を作ったので醤油や味噌も自作しています。 皆様に安心して食べられる健やかな美味しいものを作り続けています。

◆農家になった経緯

2011年3月11日に東日本大震災、翌日の朝4時に栄村を震源とする大地震に24時間経たないうちに2つも遭い、生き方が変わりました。 保存の効く食べ物が身近にある事の有り難さを感じ、自分の食べ物は自分で作っておく事が有事の際に自分や家族を守れるのを経験しました。 そして2011年5月、結婚を機に半農半Xを始めました。農をすると食にも関心がいき、安心と安全な食べ物を作ろうと決心しました。子供が生まれて、その子に安心して食べられる物をより作りたくなりました。 子供が3人になった頃に妻の弟が癌を患いました。食で彼を救いたかったけど、叶わずに逝ってしまいました。 子供を持つ親や健やかに生きていきたい人に届けていきたいという思いが強くなりました。

◆生産物・地域の紹介

やよい農園は、長野県の北部、飯山市というところにあります。向かいの山は、野沢温泉村や木島平村があり、裏山の関田山脈を越えればすぐ新潟県です。 関田山脈の麓に位置し、すぐ隣には戸狩温泉スキー場があります。冬季は積雪が2m以上になります。 やよい農園は、斜面の多い中山間地にあります。そして、昼夜の寒暖差があるので、作物の生命力がいっぱい引き出されて、おいしい野菜やお米や果物になります。 田んぼは集落の一番上で、ブナの森が広がる関田山脈から流れてくる豊富な雪解け水が一番最初に掛かる場所です。 きれいな水と空気のおかげで、6月下旬は蛍がたくさん飛び交っています。無農薬栽培の田んぼには、蛍だけではなく、多様な生き物が住んでいて豊かさを実感します。

◆伝えていきたいこと・信念

生きることは食べること。食べることは生きること。」 「大切な人に食べてもらいたい」 「出来るだけ自給率の高い生活を目指す」 やよい農園はこの信念を持って美味しいものを作り出しています。

◆今後の展望・夢

食の自給だけではなく、エネルギーの自給率向上にも挑んでいきたい。

◆その他アピールポイント

農産物の生産だけではなく、加工品もやよい農園の魅力です。移動販売は週に2回行ってます。旬の野菜を使ったお惣菜が大人気。パンやお菓子はどんどんとわくわくするような新作ができています。

出店情報はこちらをクリックしてください。

 

北信州飯山でわくわくする取り組みや製品を世に送り出し続けていきます。是非、応援してください!

栽培品種

主食用と米粉用のお米「ささしぐれ」はあひる合鴨農法で無農薬栽培をしています。もち米はこの地区に昔から伝わっている赤い穂が出る「赤もち」。大豆(枝豆)の秘伝、茶豆、白大豆。さつまいもは紅はるかとパープルスイートロード。

夏野菜は、きゅうり。なす。ピーマン。パプリカ。トマト、ミニトマト。ぼたんこしょう。ズッキーニ。パッションフルーツ。

秋野菜は、キャベツ、白菜、大根、野沢菜、蕪、他の葉物を少々。

ジャガイモはべにまる。黒ごま。玉ねぎ。にんにく。菊芋。

 

平飼い養鶏と循環型農業

 

2018年の8月から養鶏を始めました。

ここに来る前は養鶏場で飼われていました。その廃鶏を譲ってもらって飼っています。まだまだ卵を産んでくれています。

雄鶏も一緒に飼うことで有精卵ができています。

餌は当農園で出る野菜の残渣を主にあげています。緑がある時期はクローバーなどの葉っぱも上げています。飲み水は常に流している新鮮なお水です。のびのびと生活できる広さを確保しているので生き生きしています。腸内環境が整っているので糞が臭くありません。その糞を畑に戻して循環型農業をしています。

いずれは卵を産まなくなるのでその前に有難く命をいただくことにしています。そういった命の循環も子供たちに教えていきます。

自分たちだけではなく皆さんにも知ってもらいたいのでワークショップを開いて鶏の絞め方も教えていきたいです。

冬の時期の鶏舎です。有精卵を使ったプレミアムなお菓子やパンもやよい農園ならではの製品です。

移動販売

やよい農園の特徴の一つに移動販売があります。

週に2回、火曜日と木曜日に移動販売をしています。毎週火曜日は中野市の市立図書館の近くでしています。

木曜日は、第1木曜日は飯山市のツルヤの前のおんとさんの横の駐車場でしています。

第3木曜日は長野市三輪4-2-13 CAMiT本郷団地 駐車場内のHeihachiro BAKE SHOPさんのある敷地でしています。デリシア三輪店道向かいの団地です。

第2と第4木曜日は西尾張部の西友横の昭和シェル石油向かいのハウスDOさんの敷地でしています。

その他にも土日不規則出店やイベント出店があります。

 

販売しているのは、お惣菜、パン、菓子、野菜、卵などです。

お惣菜はできるだけ当農園産の野菜を使ったり、市内の生産者様の野菜を使うのを心掛けて作っています。

パンは長野県産小麦を使用し、当農園産のお米の成分を入れた生地を使っています。

お菓子は米粉のお菓子も作っています。もちろん、米粉は当農園産です。

 

その日に作られる品目は園長のインスタグラムにアップされますのでチェックしてみてください。取り置きもできますのでご連絡ください。

醤油や味噌づくり

やよい農園の大豆とささしぐれを使って醤油や味噌を作っています。調味料の自給にも取り組んでいます。

大豆も米も水もこの土地の物です。それを自分が手掛けて醤油にまでする。とても贅沢な気持ちになります。

醤油を搾るにしても自前の搾り舟を持っていなかったので、自分を応援してくるお客様に支援していただいて搾り舟を手に入れられることができました。お客様にお願いするにあたって「子供たちに醤油を搾るところを体験してもらって、自分の食べ物は自分で作れんだよ!」ということを伝えたいから支援してほしいとお願いしました。

たくさんの賛同をいただいて自分の思いを形にすることができました。

北信地域の醤油の拠点になるべくこれからも活動していきたいと思います。


援農隊

やよい農園では、農業体験をしてみたい、やよい農園を手伝いたいという方をボランティアで募集しています。

 

その方々を「援農隊」と呼んでいます。

平成28年からは援農隊の募集を世界に拡げました。

WWOOFという仕組みに登録しました。

世界各地からやよい農園にお手伝いに来てくれて、様々な定植や管理や収穫を手伝ってくれています。

みんなと作ったお米や野菜は特別なものになりました。

 

作業を通して、農の事や食の事、生きることなどを感じてもらえれば幸いです。

 

 

そんな話題を和気あいあいとしながら作業をするとあっという間に時間が過ぎていきます。

 

お昼になったら、やよい農園の野菜を使ったランチをみんなで囲んで美味しく食べます。

 

 

募集は、やよい農園のブログ「やよい農園の記録」Facebookの「やよい農園@北信 州飯山」でお知らせしています。

ぜひ、ご参加をお待ちしています。

 

 

 

できるだけ自給率の高い生活を目指して

冬場の暖房はレンガで作ったロケットストーブです。全て自分で設計し、レンガを積み上げました。

薪を燃やす暖房です。薪は縦に入れる方式ですが、炎や煙は上がってこないでストーブの中へ吸い込まれていきます。動力を使うわけでもなく、自然の摂理でそうなります。

煙突を横引きできる点もとてもユニークです。横引きした煙突の周りに土を敷き詰めて蓄熱体としています。それがじわじわと熱を部屋に放出してくれるので翌朝の寒さが厳しくありません。

2階に行く煙突は寝室を通ります。2階では蓄熱体は重くて置けないので煙突のスパイラルダクトはむき出し状態です。

4mの横引き配管が折り返してきて、また4m。屋根裏に向かう縦の配管が2m。これだけの長さの配管が部屋を通るとしっかりと部屋を暖めてくれます。縦方向の配管は触るとそんなに熱くありません。それだけ熱を部屋に置いて行ってから外に排出されます。全ての配管の長さは24mにも及びます。そのうち、横引き部分(なだらかな斜め勾配含む)は17mです。

外の煙突を触れば温いくらいです。熱の効率がとても良いのです。

薪の消費量は金属製の薪ストーブと比べると少なくて済んでいます。焚口が17cm×17cmと小さいので大きな薪は入りません。太い枝がちょうどよいくらいです。枝を切って薪を確保し続ければ大きな木は木は切らなくて済みます。持続可能な状況を作り出せる可能性を秘めています。

 

焚き付けは胡麻の枝と製材所で丸太を製材するときに出る端材です。胡麻の枝は収穫した後に本来ならば捨ててしまうものですが、焚き付けとしては優秀でとても役に立っています。

灰は春になったら雪を解かすために畑に撒きます。そうして循環をさせています。

 

 

今後は太陽光発電の電力でヒートポンプを動かしてお湯を作るエコワンソーラーの導入や、太陽光発電と小水力発電を組み合わせた電力をパーソナルエナジーという優れた蓄電池で受け取る電気の自給活動にも取り組んでいきたいと思っています。

小水力発電を実用できるように研究もしたいです。

 

過疎化が進む地域は日本中にたくさんあります。多分に漏れずここもそうです。

この土地で住みやすいモデルを作り出せば後に続く人が現れるはずです。

雪が多いこの土地は恵まれています。昔の人は雪を悪く言いますが、自分が思うに、雪は高い山には多くあり、それが解けて流れればエネルギーになると思っています。高い所へ水を運ばなくても自然が高ければ高いところほど雪(水)を置いてくれる。自然に感謝します。

他者に依存しなくても電気も食べ物も手に入る場所になれば住みたい人がきっと多く現れるはずです。

そうやって過疎地の問題を解消していく道筋がやよい農園を通して作れればと微力ながら活動しています。

日曜日は野菜パン屋さん    (現在休止中)

2018年5月27日に直売所を加工所に隣接する小屋に開設しました。野菜も売りますが当農園の野菜や卵をできるだけ具材に使ったパンを主に売っていました。現在は休止中です。

 



アクセス・お問合せ

やよい農園

住所 :長野県飯山市大字豊田5198

連絡先 :

[TEL&FAX] 0269-65-2524

[携帯] 090-4847-8567